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メルカリ古着物販に違法性はある？個人でも気をつけたいポイント
こんにちは、Vintage Buyer Collegeの古着バイヤースタッフブログへようこそ！
メルカリで古着物販を進めていくうえで、「これって違法にならないの？」と心配になる方も多いのではないでしょうか？
特に個人で始める場合は指摘してくれる人がいないため、知らず知らずに違反してしまうケースも少なくありません。
そこで、メルカリの古着物販における違反について、下記のような疑問を持っている方も多いのではないでしょうか？
- メルカリはなにをすれば違法？
- メルカリ古着物販の注意点って？
- 個人レベルでも違法要素はある？
本記事では、メルカリ古着物販における法律や違反のリスク、そして個人でも注意すべきポイントをわかりやすく解説します！
・メルカリ古着物販の違法リスク
・メルカリ古着物販の注意点
・個人でも気を付けるべきポイント
メルカリ古着物販で違法になるケースとは
出典：Pexels
メルカリで古着物販を始めたいけど、「違法になったらどうしよう…」と不安に思っていませんか？
ルールを知らないまま進めていると、知らずに法律違反や規約違反に抵触するリスクがあります。
ここでは、初心者が特に気を付けるべき「違法になるケース」を具体的に解説し、健全に古着物販を運営するための必須知識を説明します。
無在庫転売（後仕入れ行為）
無在庫転売とは、商品が手元にない状態で出品し、購入されてから商品を仕入れる行為です。
メルカリでは無在庫販売を禁止しており、公式ガイドラインで「手元にない商品の出品は禁止」と明記されています。
この行為は、商品が用意できない場合や発送が遅れる可能性が高く、購入者とのトラブルの原因になります。
必ず自分が保有する商品だけを出品し、信頼を損なわないように規則を守りましょう。
必要な許可や資格を取得しない
古着販売を「事業として営利目的で継続的」に行う場合、古物商許可が必要です。
メルカリの公式にも、メルカリShopsなど事業として販売する場合は「古物営業法に基づき必要な許可を取得すること」との記載があります。
無許可での営業は法律違反となり、罰則を受ける可能性があり、特に継続的に販売を行う場合や仕入れて販売する場合は注意が必要です。
副業や初心者でも、該当する場合はしっかりと事前に準備を進めましょう。
外部サービスや外部決済に誘導
取引の際、メルカリのメッセージ機能を使って購入者を外部サイトや外部決済サービスに誘導する行為は禁止されています。
メルカリの公式にも「SNSなど外部のサービスへ誘導すること、または応じることを禁止」と記載があります。
この行為は詐欺のリスクを高め、利用停止措置を受けることがあります。
すべての取引はメルカリ内で完結させ、健全な取引を行いましょう。
メルカリアカウントの共同利用
メルカリアカウントを家族や友人など他人と共同で利用する行為は、メルカリの規約違反です。
メルカリ公式でも「メルカリのアプリの個人アカウントは登録者本人のみが利用可能」と明記されています。ただし、メルカリShops※の場合は、複数名で管理できます。
※メルカリShopsとは、「メルカリ」内にネットショップを開設して商品を販売できるサービス
個人のアカウントを、他人が利用することでトラブルやアカウント停止のリスクが生じます。
アカウントは必ず自分専用で管理し、責任ある取引を行いましょう。
メルカリアカウントの複数所持
メルカリでは、1人で複数のアカウントを所持することも禁止しています。
メルカリ公式にも「複数アカウントの作成は禁止」と記載されています。
この規則を破ると、アカウント停止や退会措置を受ける可能性があります。
複数アカウントを利用すると不正行為や規約違反と見なされるため、1つのアカウントを適切に使用してください。
メルカリ古着物販で特に個人が注意するべき違反
出典：Pexels
メルカリで古着物販を運営していくうえで、「個人だから大丈夫」と思っていませんか？
ですが、実は規約に違反していて、アカウント停止や法律違反に発展する可能性もあります。
ここでは、初心者が特に気を付けるべきメルカリ古着物販の注意ポイントを分かりやすく解説します。
古物許可証を取得していない
古着を営利的に事業として仕入れて販売する場合、「古物商許可証」の取得が必要です。
許可取得が必要な事業者の場合、無許可で販売を続けると法律違反となり、罰則を受ける可能性があります。
特にメルカリの公式でも、事業者は古物営業法に基づく許可取得を求めているため注意が必要です。
趣味や不要品の販売なら問題ありませんが、継続的に仕入れと販売を行う場合は、必ず許可を取得しましょう。
虚偽の情報を提供してしまう
商品の状態やブランド名などを正確に記載しないと、購入者や運営との深刻なトラブルを招く可能性があります。
メルカリのガイドラインでは「商品の情報は正確に記載すること」が義務付けられています。
事務局が禁止行為に該当すると合理的な理由に基づき判断した場合は、取引キャンセル・商品削除・利用制限などの措置を取る場合があると記載があります。
誠実な情報提供を心がけ、購入者の信頼を得るよう努めましょう。
偽物ブランドを出品してしまう
ブランド品の偽物を意図せず出品してしまうと、法律違反やメルカリの利用停止措置を受ける可能性があります。
メルカリのガイドラインでも「偽造品の出品は禁止」と明記されています。
出品や販売よりも「仕入れ」に注意が必要です。仕入れの際には必ず真贋を確認し、信頼できる仕入れ先から仕入れることが大切になります。
特に高価なブランド品などを扱う際は慎重に対応しましょう。
引用が引き起こす著作権の侵害
商品の説明や画像に他人の著作物を無断で使用することは、著作権侵害に該当します。
メルカリでは、「商標権や著作権などの知的財産権を侵害する商品の販売」「他人の権利を侵害する行為」を禁止としています。
たとえば、権利商品のロゴ、デザインやマークを許諾なく使用していると判断される商品は違反行為です。
また、出品には自分で撮影した写真や、自分の言葉で書いた説明を用いるようにしましょう。
不適切な対応や返品不可の記載
購入者への対応が不適切だったり、「返品不可」と一方的に記載してしまうとトラブルの原因になります。
メルカリでは、商品に問題があっても「返品に応じないという記載をすること※」を、禁止行為としています。
※返品不可、ノークレーム (NC)、ノーリターン (NR)、ノーキャンセル (NC)など
メルカリでは、商品に問題がある場合、基本的に返品対応が求められます。また、不適切な言動や対応はアカウントの停止につながる可能性があります。
誠実に対応し、問題が起きた場合は迅速に対応することが重要です。
メルカリ古着物販と違法に関するまとめ
メルカリ古着物販では、規約や法律に違反する行為を避けることが重要です。
具体的には、「無許可での古物販売や虚偽の情報提供」「偽ブランド品の出品」「他人の著作権を侵害する行為」「不適切な対応や返品不可の記載」などが挙げられます。
これらは法律違反やアカウント停止につながるリスクがあり、初心者や個人でも注意が必要です。
また、メルカリでは「手元にない商品の出品」や「アカウントの共同利用・複数所持」「外部サービスへの誘導」も禁止されています。
これらの行為を防ぐためには、この記事にあるような情報やメルカリ公式ガイドラインをよく確認し、適切な運営を心がけることが大切です。
安全かつ信頼できる取引を続けるために、この記事で紹介した注意点を参考にしましょう。
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