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古着には何系がある?主な系統や古着の種類をわかりやすく紹介
こんにちは、Vintage Buyer Collegeの古着バイヤースタッフブログへようこそ!
古着は、「アメカジ」「ミリタリー」などの系統や、「ヴィンテージ」「ユーズド」などの種類、それぞれの年代が魅力を持ち、ファッションとしてもビジネスとしても奥深いジャンルです。
自分の好みやターゲットに合った系統や種類をしっかり理解することで、古着をもっと楽しむだけではなく、物販やビジネスの成功にもつながります。
そこで、古着や古着ビジネスに関心のある方は、下記のような疑問を持っているのではないでしょうか?
- 古着には何系があるの?
- ユーズドとかヴィンテージって何?
- 古着は年代によって違う?
本記事では、古着の主な系統や種類、年代までわかりやすく紹介し、その魅力をたっぷり解説します!
・古着の主な系統(アメカジ系など)
・古着の主な種類(ユーズド、ヴィンテージなど)
・古着の主な年代(1950年代〜2000年代)
古着の主な系統とは
出典:Pexels
古着と一口に言っても、実はその系統は多岐にわたります。
「アメカジ」や「ミリタリー」「スポーツ」「ワーク」など、それぞれが異なる特徴や魅力を持ち、古着好きやバイヤーにとっては選ぶ楽しみがあるでしょう。
そこで本項では、古着の主な種類についてわかりやすく解説し、その魅力をお届けします。
アメカジ系
アメリカンカジュアルを基盤としたスタイルで、ジーンズやネルシャツ、スウェットなどラフで実用的なアイテムが中心。アウトドアやカウボーイ文化を取り入れたデザインが特徴的です。代表ブランドにはLevi’sやRalph Lauren、L.L.Beanなどがあり、デニムジャケットやビンテージTシャツも定番のアイテムとして人気です。
ミリタリー系
軍服や軍用アイテムを元にしたスタイルで、昨今ではM-65フィールドジャケットやMA-1フライトジャケットが代表的。機能性と耐久性が高く、カーキやカモフラージュ柄が多用されます。代表ブランドはALPHAやU.S. Armyのサープラス品。ヴィンテージのミリタリーシャツやカーゴパンツも人気があります。
スポーツ系
スポーツブランドのヴィンテージアイテムを中心としたスタイルで、古いトラックジャケットやロゴTシャツ、スニーカーが特徴的です。カジュアルかつ機能的なデザインが多く、adidas、NIKE、championなどが代表ブランド。スウェットシャツやヴィンテージキャップも定番アイテムです。
フェミニン系
女性らしい柔らかくクラシカルなデザインが特徴のスタイルで、花柄ワンピースやレースのブラウス、ペチコートスカートが代表的です。1930~50年代のクラシカルなデザインが多く、優雅で上品な雰囲気を演出します。Gunne SaxやLaura Ashleyなどのヴィンテージブランドが人気です。
ワークウェア系
労働者向けに作られた丈夫で実用的な服が特徴のスタイルで、オーバーオール、デニムジャケット、ワークシャツが代表的。DickiesやRed Kapといったブランドが有名で、カーハートなどのアイテムも定番です。ヘビーデューティーなデザインと機能性が魅力です。
ユーロヴィンテージ系
ヨーロッパ特有の洗練されたデザインを特徴とするスタイルで、フレンチワークジャケットやイギリスのハンティングジャケットが代表例。落ち着いた色合いやディテールの細かさが魅力です。Harris TweedやBarbourなど、歴史あるブランドも多く、高品質な素材が好まれます。
グランジ系
1990年代に流行したロックやオルタナティブ音楽に影響を受けたスタイルで、ネルシャツやリーバイス501などのジーンズ、オーバーサイズのカーディガンが象徴的。Kurt Cobainが着用したスタイルが代表例です。Dr. Martensのブーツや古着のバンドTシャツも人気アイテムに挙げられます
モード系
デザイナーズブランドの洗練されたデザインが特徴のスタイルで、シンプルかつ大胆なシルエットが魅力です。COMME des GARÇONSやYohji Yamamoto、Maison Martin Margielaなどが代表ブランド。個性的なカットのシャツやアシンメトリーデザインのアイテムが多く見られます。
古着の主な種類とは
出典:Pexels
古着と一口に言っても、実はその種類は多岐にわたります。
「ユーズド」や「ヴィンテージ」「リメイク」「デッドストック」など、それぞれ異なる特徴や魅力がありますが、この種類を知ることで適切な仕入れや販売戦略を立てやすくなります。
ここでは、古着の主な種類についてわかりやすく解説していきます。
ユーズド(Used)
一般的な中古衣類で、新品ではないが十分に着用可能な状態のアイテム。日常使いしやすいTシャツ、スウェット、デニムなどが多く、価格が手頃なのが魅力です。トレンドに左右されず、自分のスタイルに合ったアイテムをリーズナブルに見つけられる点がメリットです。
ヴィンテージ(Vintage)
30~99年以上前に作られた希少性の高いアイテムが中心。例えば、Levi’s 501のビンテージジーンズや50年代の花柄ドレスが代表的です。年代特有のデザインやディテール、素材感が楽しめるのが魅力で、コレクターズアイテムとしての価値も高いです。
インポート(Import)
海外から輸入された古着で、アメリカやヨーロッパのアイテムが主流。アメカジのデニムジャケットやフレンチワークジャケットなどが代表例です。海外独特のカッティングや素材、ブランドが楽しめ、日本では入手しにくいデザインが魅力です。
リメイク古着(Remake)
古着を素材として再構築したアイテムで、オリジナルなデザインが特徴。デニムを使ったパッチワークジャケットやシャツの切り替えデザインが人気です。一点物のユニークさが魅力で、アート感覚で着こなせるのがポイントです。
デッドストック(Deadstock)
長年在庫として保管されていた新品のアイテムで、タグ付きのものが多い。たとえば、倉庫に在庫として眠っていたスニーカーや古いワークシャツなどが該当します。新品同様の状態でありながら古き良きデザインを楽しめるのが魅力です。
リサイクル古着(Recycle)
リサイクルショップや古着市場で流通する低価格のアイテム。状態の良いユーズドから日常的に使える実用的な服まで幅広く取り揃えられています。環境に配慮しながらファッションを楽しめる点が現代的な魅力です。
ハイブランド古着(Brand)
高級ブランドの中古アイテムで、GUCCIやLOUIS VUITTONなどが代表例。中古でも高品質であり、価格も新品より抑えられるため手に取りやすいです。限定品や廃盤モデルに出会える可能性があるのも魅力の一つです。
古着の主な年代と特徴
出典:Pexels
古着の魅力は、そのアイテムが持つ「時代のストーリー」にあります。
一枚の服が作られた背景や、流行したスタイルを知ることで、ただのファッションが文化や歴史と結びつく瞬間は、古着ならではの楽しさです。
ここでは、1950年代から2000年代までの、各年代ごとの特徴や代表的なスタイルを紹介します。
1950年代
戦後の復興期で、クラシックでエレガントなデザインが特徴。花柄のフレアワンピースやペチコート、レザーライダースジャケットが代表的です。女性らしいシルエットと上品なディテールが魅力で、ロカビリーファッションやアメリカンカジュアルの元祖といえる時代です。
代表的なブランド: Levi’s、Pendleton、Schottなど
1960年代
サイケデリックな色使いやポップなデザインが特徴で、モッズコートやミニスカートが流行しました。柄物では幾何学模様やカラフルなプリントが代表例です。音楽やアートと結びついた自由なスタイルが魅力で、個性を表現しやすい年代です。
代表的なブランド:Fred Perry、Brooks Brothers、YSL、MARY QUANTなど
1970年代
ヒッピームーブメントの影響で、ボヘミアンスタイルやフリンジ付きアイテムが登場。ベルボトムデニムや刺繍入りのトップスが人気です。ナチュラル素材を使ったリラックス感のあるデザインが特徴で、レトロで温かみのある魅力があります。
代表的なブランド:Levi’s、Gunne Sax、Wrangler、The North Faceなど
1980年代
派手な色使いや大胆なシルエットが特徴で、パワーショルダーやカラーブロックデザインが流行しました。アディダスのトラックジャケットや蛍光色のアイテムも代表的です。エネルギッシュでポップなスタイルが魅力で、ストリートファッションの原点ともいえる時代です。
代表的なブランド:adidas(トラックジャケット)、L.L.Bean、Patagoniaなど
1990年代
アメカジやグランジファッションが特徴の時代で、ネルシャツ、ダメージデニム、ロゴTシャツが流行しました。カジュアルで実用的なデザインが多く、古着の中でも取り入れやすい年代です。音楽や映画に影響されたスタイルが魅力です。
代表的なブランド:Ralph Lauren、Tommy Hilfiger、Calvin Kleinなど
2000年代
Y2Kファッションと呼ばれる未来的なデザインや、ストリートスタイルが特徴。クロップトップやローライズデニム、スポーツブランドのロゴアイテムが流行しました。独特のポップ感と近未来的なデザインが魅力で、現代のリバイバルブームでも注目されています。
代表的なブランド:Hysteric Glamour、Diesel、Ed Hardyなど
古着の系統や種類に関するまとめ
古着は、それぞれの年代ごとに特徴的なスタイルや背景を持ち、その魅力はファッションの歴史と深く結びついています。
1950年代は戦後の復興期で、エレガントな花柄ワンピースやレザーライダースジャケットが人気でした。1960年代はポップでサイケデリックなデザインが特徴で、ミニスカートや幾何学模様が流行。1970年代はヒッピー文化の影響を受け、ボヘミアンスタイルやベルボトムデニムが登場しました。
1980年代は派手な色使いと大胆なシルエットが特徴で、トラックジャケットやカラーブロックデザインが象徴的です。1990年代はアメカジやグランジファッションが主流となり、ネルシャツやダメージデニムが支持されました。そして2000年代はY2Kファッションが登場し、未来的なデザインやスポーツブランドのアイテムが注目されました。
各年代の古着には、その時代ならではの文化やスタイルなど多様な系統につながっており、現代でも幅広い魅力があります。
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