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古着ブームの歴史や流れを解説!各年代に流行った古着とは?
こんにちは、Vintage Buyer Collegeの古着バイヤースタッフブログへようこそ!
古着ブームは一時のトレンドではなく、時代の背景や文化に深く結びついた必然的なファッションの流れです。
たとえば、70年代のアメリカ文化や80年代のポップカルチャー、90年代のグランジスタイルなど、古着にはその時代を色濃く映し出すアイテムが詰まっています。
そこで、古着や古着ビジネスなどに関心のある方は、下記のような疑問を持っているのではないでしょうか?
- 今までの古着ブームって?
- 古着はどのように流行した?
- 古着ブームの歴史とは?
本記事では、古着の歴史と流行の移り変わりを詳しく解説し、それぞれの年代で注目された古着アイテムなどもご紹介します!
・古着ブームの歴史
・古着ブームの流行
・各年代で流行した古着

古着ブームの歴史と流行

出典:Pexels
古着ブームは、それぞれの時代背景や文化とともに進化し続けてきました。
70年代の自由を象徴するアメリカ文化、80年代のカラフルで個性的なポップカルチャー、そして現代のサステナビリティ意識まで、古着は常に新たな価値を持ち続けています。
そこで本項では、古着がどのようにして人気を集め、流行を生み出してきたのか、その歴史をたどっていきます。
70sのアメリカ文化の影響から流行
1970年代は、アメリカのヒッピー文化やカウンターカルチャーが古着人気を牽引した時代です。
自由や平和を象徴するヒッピー文化のファッションとして、デニムジャケットやフレアパンツ、バンドTシャツなどが愛されました。
この頃日本でも、アメリカ文化への憧れから古着が注目され始め、原宿などでアメカジスタイルが流行していきます。
この時代の古着は、ヴィンテージアイテムの価値を広める現代の基盤となりました。
80sのポップカルチャーと古着の融合
1980年代は、映画や音楽を通じたポップカルチャーの台頭とともに、古着が新しいスタイルとして定着しました。
特に、マイケル・ジャクソンやRUN DMCといったアーティストが影響を与えた派手なデザインやカラフルなアイテムが人気になります。
日本でも渋カジなどのカルチャーが古着と結びつき、より個性的なファッションが脚光を浴びるようになりました。
この時代に流行したアディダスやカンゴールなどのブランドは、今でもなお変わらず人気があります。
90sのグランジスタイルとストリート
1990年代は、ロックバンドのニルヴァーナなどのグランジファッションの影響で、チェックシャツやダメージジーンズといったラフな古着スタイルが流行。
同時に、ヒップホップ黎明期でもあり、ストリートカルチャーからも影響を受け、スニーカーやスポーツブランドの古着も支持を集めます。
この時代の古着ブームは、サブカルチャーの象徴として多くの若者に受け入れられ、日本でも「裏原系」が人気になりました。
現代でも熱狂的な人気を誇り、音楽やエンタメ、ファッションなど、90年代の文化や雰囲気が好きな人は多いでしょう。
2000sのリバイバル、ヴィンテージの再注目
2000年代には、過去のファッションスタイルを再評価するリバイバルブームが到来。
特に「60年代や70年代のヴィンテージアイテム」や「90年代のストリートカルチャー」が再注目され、高級感のあるヴィンテージ古着やオーバーサイズの古着などが市場を牽引しました。
また、一部セレクトショップがヴィンテージアイテムを扱い始め、古着が高級ファッションの一部として認知されるようになります。
この流れは、古着市場の幅広い成長に貢献しました。
現代のサステナビリティとSNSの後押し
近年の古着ブームは、環境意識の高まりとSNSの普及が大きいです。
サステナブルファッションへの関心が広がり、ファストファッションの価値が下がる中、古着は廃棄物削減やリサイクルの象徴として注目を集めています。
また、InstagramやTikTokを通じて、タレントやアーティストなど個性的な古着コーディネートが共有され、古着ショップやオンラインプラットフォームも急成長。
現代の古着ブームは、環境配慮とデジタルの力でより一層進化を続けています。
各年代で流行った古着

出典:Pexels
古着のトレンドは、それぞれの年代ごとに大きく異なり、潮流にあわせて仕入れのポイントや選び方にも大きな影響を与えます。
70年代、80年代、90年代など、各年代を代表するアイテムは、現代の古着市場でも高い人気を誇ります。
ここでは、各年代で流行した古着を一部取り上げて解説し、商品選びの参考になる情報をお届けします。
- 70s:ベルボトムやフリンジジャケット
- 80s:スポーツブランドやネオンカラー
- 90s:バンドTシャツやダメージデニム
- 2000s:ロゴアイテムやデザイナーズ
- 昨今:ミリタリーや90sストリート、Y2
70s:ベルボトムやフリンジジャケット
1970年代は、ヒッピー文化を背景にした自由で個性的なファッションが古着に反映されました。
特にベルボトムパンツ(裾が広がったフレアパンツ)は、男女問わず人気でリラックス感のあるスタイルを象徴しました。
また、フリンジジャケットはアメリカ先住民の伝統衣装からインスパイアされたアイテムで、自然や平和を重んじる価値観を反映。
これらのアイテムは、アメカジスタイルやヴィンテージコーディネートの基礎として、今でも愛される古着の代表格です。
80s:スポーツブランドやネオンカラー
1980年代は、エネルギッシュでカラフルなファッションが特徴的です。
スポーツブランドのスウェットやジャージは、カジュアルな中にも機能性とデザイン性が融合したアイテムとして注目されます。
また、ネオンカラーや派手なプリントが施されたアイテムも多く、個性的なスタイルが好まれました。
ナイキやアディダスといったブランドのヴィンテージウェアは、現在でもトレンドになることが多く、80年代ファッションの象徴です。
90s:バンドTシャツやダメージデニム
1990年代は、グランジブームやストリートカルチャーの影響で、バンドTシャツやダメージデニムが大流行しました。
ニルヴァーナなどのバンドTシャツは、ファッションを超えてサブカルチャーの象徴といえるでしょう。
また、ユーズド感のあるダメージデニムやチェックシャツは、ラフで無骨なスタイルを好む若者たちに支持され、現代では定番アイテム化しはじめています。
この時代の古着スタイルは、ヴィンテージ市場で現在も高い人気を誇ります。
2000s:ロゴアイテムやデザイナーズ
2000年代は、ロゴが目立つアイテムやデザイナーズブランドが人気を集めた時代です。
特に、グッチやディオールといったハイブランドのロゴが全面に出たバッグやトップスが注目されました。(ブート版も大流行)
また、デザイナーズブランドのアーカイブアイテムが評価され始めたのもこの頃です。
ロゴアイテムは、コーディネートのアクセントとして、現代の古着市場でも引き続き人気です。
昨今:ミリタリーや90sストリート、Y2K
近年の古着トレンドは、ミリタリーアイテムや90年代のストリートスタイル、さらにY2K(2000年代初頭)のリバイバルが人気です。
ミリタリージャケットやカーゴパンツは、実用性とファッション性を兼ね備えた定番アイテム。
また、90年代のスポーツブランドやバギージーンズが再評価され、Y2Kスタイルのクロップトップやメタリックなアイテムも若者に人気です。
とはいえ、ファッションは流動的なため、次のトレンドとしてY3K(近未来的なファッション)やワイドからタイトなど、どんどん移り変わっていくでしょう。
古着は、各年代の時代背景や文化と密接に関わり、奥深いところが魅力です。
この記事は初歩的な知識のため、どんどん掘っていきましょう!
古着ブームの歴史に関するまとめ
古着ブームは、各時代の文化や価値観を反映しながら進化してきました。
70年代はヒッピー文化の影響でデニムやフレアパンツが流行し、アメリカ文化が日本にも広がります。
80年代はポップカルチャーと融合し、派手なネオンカラーやスポーツブランドのアイテムが人気を集め、90年代にはグランジファッションやストリートカルチャーが登場し、バンドTシャツやダメージデニムが流行しました。
2000年代にはヴィンテージアイテムやロゴが目立つデザイナーズブランドが再評価され、現代ではサステナビリティ意識とSNSの影響でミリタリーやY2Kスタイルが注目されています。
古着のトレンドは変化し続けていますが、それぞれの時代の背景や文化を知ることは、古着の仕入れやビジネスの成功に役立つ重要な知識です。
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