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古着転売するには資格や許可は必要?事前に知っておきたいこと
こんにちは、Vintage Buyer Collegeの古着バイヤースタッフブログへようこそ!
古着転売は、参入障壁の低さや利益率の高さから人気のあるビジネスであり副業です。
その一方で、正しい手続きや許可、法的な規制などを知っておくことは、自分の身を守るために必要不可欠です。
そこで、古着転売をするにあたって以下のような悩みを持っている方も多いのではないでしょうか?
- 古着転売って資格とかっているの?
- 転売って犯罪とかにならないのか不安
- はじめる前に知るべきことって?
この記事では、「古着転売するには資格や許可は必要?」という疑問に答えるため、初心者でも理解しやすいように知っておくべきことを解説します。
・古着転売に必要な資格や許可
・古着転売で知るべき注意点
・古着転売を健全に運営する方法
古着の転売に興味があり「古着の転売は儲かるのか?」「どうやって仕入れるのか?」などの疑問を持っている方は、ぜひこちらの内容を参考にしてください。
古着転売するのに必要な資格や許可とは?
出典:Pexels
古着転売を始める際には、必要な資格や許可について正しく理解することが重要です!
合法的にビジネスを行い、安全かつ信頼性のある運営をするために、事前に情報は理解しておかないといけません。
まずここでは、古着転売における基本的な資格や許可などについて解説します。
古物商の許可が原則必要
古着の転売をする際には、基本的には「古物商の許可」が必要です。
古物商の許可は、警察署に申請して取得するもので、「古着を含む中古品を商業目的で売買する際に必要」です。
申請には、主に以下のような流れで手続きが必要です。
- 営業開始前に取得するスケジュールの計画
- 警察署の「古物商担当」係の窓口へ行く
- 必要書類(身分証明書、住民票など)の準備
- 警察署に申請書類をもれなく提出する
- 19,000円の申請手数料の支払いが必要
- 審査(申請から40~60日間)
- 不備がなければ許可証が発行される
許可を取得せずに古着を転売すると、法律違反となり罰金や懲役の対象になることがあるため注意しましょう。
初心者でも安心して古着転売を始めるには、古物商の許可を事前に取得し、法律を守ってビジネスを行うことが重要です。
必要と不要なケースとは
古着の転売を本格的に始める際に「古物商の許可」が必要ですが、すべての場合で必要なわけではなく、いくつかの例外もあります。
【必要なケース】
- 営利目的での販売:継続的に古着を仕入れ、転売して利益を得る場合
- フリマアプリなどでの販売:営利目的で商品を売る場合は、規模にかかわらず許可が必要
【不要なケース】
- 個人の不用品販売:自分や家族が使用した不要な衣類を一度だけ売る場合
- 一時的な取引:一時的な小規模のフリーマーケットでの販売や商業意図がない場合
これらは一時的かつ営利目的ではないため、許可が不要とされています。
初心者の方は、自分の販売スタイルがどちらに当てはまるかを確認し、必要であれば古物商の許可を必ず取得して、健全に古着転売を始めましょう。
収入次第で開業届も必要
古着転売を始める際、収入次第では「開業届や確定申告」が必要になることがあります。
開業届が必要になる「事業」とは、資産の譲渡などで対価や報酬を得ることであり、それが独立して、「一時的なものでなく継続的に行われるもの」のことです。
以下のポイントで説明します。
①一定の収入を超える場合
- 会社員の場合:年間の売上が20万円を超えると確定申告が必要
- 自営業の場合:年間48万円以上の所得で確定申告と開業届が必要
開業届は、ビジネスをはじめた1ヶ月以内に提出する必要があります。
②事業として継続的に行う場合
古着転売を本業として継続的に行い、売り上げが出る場合は開業届を出すことが求められます。
ちなみに、開業届を提出することで、青色申告ができるようになり税務上のメリットを受けることも可能です。
初心者の方でも、収入が一定額を超えるときは開業届を忘れずに提出し、正しく税務処理を行うことが大切です。
古着転売する前に知っておきたい注意点
出典:Pexels
古着転売ビジネスは、手軽に始められるビジネスや副業として人気です。
しかし、安全に運営するためにはいくつかの注意点を理解しておく必要があります!
ここでは、古着転売を始める前に知っておきたい重要なポイントを初心者の方にもわかりやすく解説します。
法規制を遵守すること
古着転売を始める前に、法規制を理解し遵守することが非常に重要です。
以下のポイントに注意しましょう。
①古物商の許可
先述しているとおり、古着を転売する際には「古物商の許可」が原則必要です。
これは警察署で申請し、取得することで合法的に中古品を売買できるようになりますが、許可を得ずに営業すると、法律違反となり罰金や懲役の対象となることがあります。
②開業届や確定申告の提出
収入が一定額を超える場合や、事業として継続的に行う場合は税務署に「開業届や確定申告」を提出する必要があります。
③カスタマートラブル
商品の状態を正確に説明、撮影したり、返品や交換に関するルールを明確に記載したりすることが求められます。これにより、トラブルを未然に防ぐことができます。
初心者の方は、これらの法規制を理解し遵守することで、安全かつ信頼されるビジネスを運営できるようになります。
配送ルールなどの確認
出典:Pexels
古着転売を始める前に、配送ルールを確認することも非常に重要です。
以下のポイントに注意しましょう。
☑︎郵便局留めにしない
商品の宛先を郵便局留めにすることは避けましょう。郵便局留めにすることで、受取遅延が起きたり、受取人がわからなくなったりすることを避けるためです。必ず購入者の宛先に発送しましょう。
☑︎送料込み商品を着払いで発送しない
送料込みの商品を着払いで発送するのはNGです。購入者にとって予期せぬ負担となり、トラブルの原因になります。
☑︎海外から発送してはいけない
これは少ないケースですが、海外から商品を発送することも避けましょう。国内発送に比べて時間がかかり、関税や紛失のリスクも高まります。
☑︎商品を手渡ししない
商品の手渡しも避けましょう。取引の安全性を確保するため、必ず配送サービスを利用します。
☑︎追跡可能な配送方法
トラブルを避けるため、追跡可能な配送方法を選ぶことが安全です。これにより、商品の状況を逐一確認でき、安心できます。
これらのルールを守り、安全で信頼性の高い取引を心掛けましょう。
偽物の仕入れに注意する
古着転売を始める前に、偽物の仕入れにも十分に注意が必要です。
以下のポイントに気を付けましょう。
信頼できる仕入れ先を選ぶ
鑑定のできる古着卸などで仕入れるのが最も安全な経路です。このように、信頼性のある仕入れ先を見極めることが偽物を避ける第一歩です。
ブランドの知識を身につける
仕入れたいブランドの特徴や識別ポイントを勉強し、偽物を見抜く力を養いましょう。公式サイトや専門書籍を参考に、ロゴやタグ、縫製の質などに注意を払います。
安すぎる商品に注意
相場よりも極端に安い商品は、偽物である可能性が高いです。価格が不自然な場合は、慎重に検討しましょう。
保証や返品ポリシーを確認
仕入れ先が商品の保証や返品ポリシーを提供しているか確認します。偽物だった場合に対応できる仕組みがあると安心です。
偽物を仕入れると、信用を失うだけでなく、法律的なトラブルにも巻き込まれる可能性があるため、正規品を取り扱うことで、信頼される商売ができます。
誤解を生む出品をしない
古着転売を始める際、誤解を生むような出品は避けましょう。
以下のポイントに注意することで、信頼性を高められるはずです。
正確な商品説明
商品の状態、サイズ、ブランド、素材、使用感などを正確に記載します。傷や汚れがある場合は、写真と説明文で明示しましょう。
実物写真の掲載
商品画像は実際の写真を使い、加工や修正は最小限にします。異なる角度から撮影し、詳細を分かりやすく伝えます。
正確なタイトルとカテゴリ
商品タイトルやカテゴリは、商品に合った正しいものを選びます。これにより、購入者が探している商品を見つけやすくなります。
誇大な文言を避ける
商品を過剰に美化したり、事実と異なる情報を掲載するのは避けましょう。正直な表現を心掛けます。
返品ポリシーの記載
返品や交換のルールを明確にしておきます。購入者が安心して取引できるようにしましょう。
誤解を生むような出品は、購入者とのトラブルを招き、信頼を損なう原因になります。
正確で誠実な出品を心掛けることで、良好な取引を続けられるようにしましょう。
古着転売するのに必要なことや資格のまとめ
古着転売を始める際には、いくつかの重要な資格や許可、注意点を理解することが成功の鍵です。
まず、古物商の許可は基本的に必要で、警察署で申請し取得します。営利目的での継続的な販売では許可が必要ですが、個人の不用品販売などの場合は不要です。
また、収入が一定額を超えると開業届や確定申告が必要になることもあります。
法規制を遵守し、誤解を生む出品を避け、偽物の仕入れに注意し、正確な商品説明と適切な配送ルールを守ることが重要です。
これらの基本を押さえることで、安全かつ信頼されるビジネス運営が可能となります。
初心者の方でも、これらのポイントを理解し実践することで、古着転売を成功させることができるでしょう。
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